2025.11.18 イベント

2021年の個人情報保護法改正では、漏えい時の報告義務や、外国にある第三者への提供ルールの強化など、企業の個人情報保護体制に大きな変化が求められました。多くの企業が急速に対応を進め、制度的にも実務的にも一旦落ち着いたように見えます。
しかし「3年ごとの制度見直し」の検討が継続する中で、委託先管理・内部監査・台帳管理・社内啓発などの体制整備の義務化・明確化が進む可能性も指摘されています。
そのような状況の中で、企業の法務・コンプライアンス担当者の間では、「自社の体制は本当に十分なのか?」「他社はどこまでやっているのか?」「国はどこまで求めているのか?」 といった疑問や不安が高まりつつあるとも思われます。
そこで、今回の月例会では、異なる視点からの講師として、
の3名の実務家をお招きし、「他社はどこまで・どのように対応しているのか?」「自社の体制は今どのレベルにあるのか?」「最低限必要な水準はどこか?」「目指すべきレベルはどこか?」といった疑問を、制度・実務・現場を知るそれぞれの立場から解説し、実務に役立つ情報と気づきを提供、自社の体制を見直すヒントを持ち帰ることのできる講座を目指します。
企業における個人情報保護の対応レベルについて頭を悩ませつつ日々奮闘している方も多いのではないでしょうか?今回の月例会では様々な立場の方々から伺った実情やお悩みを共有させていただきます。元個情委、弁護士の講師たちとざっくばらんに楽しくお話しができればと思います。(3名を代表して渡邉 桂子氏)
講師紹介
- 渡邉 桂子 氏
(株式会社ビーアイシーピー・データ 代表取締役)
データプライバシーやAIガバナンスのコンサルティング、コミュニティ運営を手がけ、多くの企業の実情に精通。現場のリアルな課題感と、実践的なアプローチを交えてお話しいただきます。- 中村 恵美子 弁護士
(E&L法律事務所/経営倫理士)
企業法務の実務経験に加え、経営倫理士としての視点から、法令遵守(Legal)だけでなく倫理的(Ethical)な観点も踏まえた課題解決を提案。ビジネスの成功を支える個人情報保護体制のあり方を語っていただきます。- 砂子 浩樹 氏
(元・個人情報保護委員会職員/現・セガサミーホールディングス株式会社 法務知的財産本部 グループプライバシー推進室)
個人情報保護委員会での勤務経験をお持ちで、行政の視点も交えたインサイトを提供いただきます。
| 日時 | 2025年12月22日(月) 月例会:16:00~18:00 望年会:18:15から(20:00までに終了予定) |
|---|---|
| 場所 | 商工会館(弁理士会館ビル5階)+ZOOMミーティング |
| テーマ | 「どこまでやっていたら安心?」個人情報保護体制 ~他社はどこまでやってる?国はどこまでを求めてる?~ |
| 講師 | ・渡邉 桂子 氏(株式会社ビーアイシーピー・データ 代表取締役) ・中村 恵美子弁護士(E&L法律事務所/経営倫理士) ・砂子 浩樹 氏(元・個人情報保護委員会職員/現・セガサミーホールディングス株式会社 法務知的財産本部 グループプライバシー推進室) |
| 望年会会費 | お一人3,000円 |
参加ご希望の方は、12月18日(木)までにお申し込み下さい。
毎月開催(8月、9月を除く)される月例会は、当協会会員向けのものですが、
会員企業以外の方でご参加ご希望の方は当協会事務局までお問いわせフォームからご連絡下さい。
詳しいご案内を差し上げます。※会場の定員等の関係でご要望に応じることができないこともありますので、あらかじめご了承下さい。